根源は父母の愛

主流思想の伝統を立てなさい。その根源は、父母の愛である。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・公義・責任感 499)

思想の中心、核心に何があるのかということはとても大事なことです。
思想というのはややもすると複雑になり過ぎるきらいがあります。
そうなってくると、いくら学んでもよく理解できず(私だけかもしれませんが…)、実際の生活や人生の中でその思想を基準に考え、判断することが難しくなるのです。
つまり、応用ができないのです。
学校の勉強でも、よく「基礎・基本が大事」といいますが、その基礎はしっかり応用展開できる基礎でなければなりません。
思想も同様で、基礎(ベース)が明確であればあるほどいいのだと思います。
主流思想の根源、中心、基礎・基本は「父母の愛」である、とすれば、とてもすっきりします。
神主義の中心は父母の愛である。
統一思想の基礎・基本は父母の愛である。
膨大な思想体系も、その根源が分かることで、強固で深くかつ柔軟性のある(応用のきく)理解へとつながることでしょう。
「父母の愛」、ここから統一教会の在り方を考え、統一運動の方向を考えるべきあり、運動論を構築すべきなのです。