2012-01-01から1年間の記事一覧

「苦労」を強みに

統一教会は、理念の百科事典であるという事実が重大なのではなく、苦労の百科事典であるという事実が重大なのである。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・公義・責任感 590)統一教会には「理念」と「苦労」があるということです。 もちろん、理念と苦労だけで、目的…

真の子女とは

神様は私の父でいらっしゃるので、父のことはすなわち私のことである。私がみ旨のために受ける悲しみと苦痛を、私が私のことで受ける悲しみと苦痛として実感し得ない限り、まだ私は真の子女の立場に立つことができないのである。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・…

私の責任

先生がいると思うな。いなくてもいるときと同じ基準を保って、より発展し得る心をもって歩まねばならない。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・公義・責任感 551)2012年は、文鮮明先生が逝去(聖和)された年として永遠の歴史に刻まれることでしょう。 誰がそう思わ…

歴史の所産である「私」

今日の私は、過去の延長であり、現在の集約体であり、未来の出発体である。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・公義・責任感 504)『原理講論』の中に「『私』という個性体はどこまでも復帰摂理歴史の所産である。したがって、『私』はこの歴史が要求する目的を成就…

根源は父母の愛

主流思想の伝統を立てなさい。その根源は、父母の愛である。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・公義・責任感 499)思想の中心、核心に何があるのかということはとても大事なことです。 思想というのはややもすると複雑になり過ぎるきらいがあります。 そうなってく…

根が深ければ、大木が育つ

根が深ければ、大木が育つ。(『御旨の道』Ⅰ・五 伝統・公義・責任感 484)私一代の歩みが報われずとも、それが子孫の肥やしとなるものであることを願います。 真に責任を果たす者となろうとすれば、孤独にも耐えられなければなりません。 見えないものが見…

積み重ねと集中力

一生の間を区分し、計画を立てて行かなければならない。一生は短い。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 456)今年もわずかな日数を残すばかりとなりました。 すでに2013年の目標や計画を立てておられるかたも多くいらっしゃることと思います。 私も家族皆で目指す、…

イエス様の心

イエス様を信じることを知りながら、イエス様の心を知らないようであってはいけない。(『御旨の道』Ⅲ・二 信仰生活 1367)きょうはクリスマス・イブです。 降誕祭の一日を皆様はいかがお過ごしでしょうか。 イエス様に思いを馳せながら、キリスト、イエスの…

子は親の背中を見て育つ

み言は、実践によって語らなければならない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 444)最近は、短い御言葉の引用が多いのですが、でも、パンチありませんか。 短く、ズバッと。 この御言葉も随分以前から知っているものですが、胸にズシッと来る内容です。 やはり、実…

信念と実践

信念が立たなければ実践にならない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 437)この御言葉も本当にそうだと思わされます。 行動すること、実践することの大切さはよく分かっているつもりなのですが、実際のところ、その行動の中身、実践の意義、価値ある行動なのか、実…

神様の命令はどこから来るのか?

神様の命令を受ける時から、神様の時は始まるのである。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 430)統一原理を知り、文鮮明先生の御言葉に触れれば触れるほど、神様を中心に生きていきたいと思うようになります。 では、「神様の時」はいつから始まるのか? 「神様の命…

人生は発展である

生きている者は、発展するのが当然だ。生きた死体となってはいけない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 413)文鮮明先生の御言葉の多くは厳しいものです。 しかし、それを受け止めて、「そうだ!」と共感できるのは、御言葉が言葉だけでなく、実体と実績の伴ったも…

依存社会

自分自らを刺激することができなければならない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 412)本当にそうだと思います。 外からの刺激、他の人からの刺激に依存するようになっては自立した人生は決してできないと思います。 外からの刺激に依存する大人が増えているよう…

神様を安心させ、喜ばせる復帰的苦労

今までの我々の苦労は、いくらやってもサタンのため。神様が心配なさる復帰の苦労はしたけれど、神様が安心して喜ぶことのできる苦労はしなかった。すなわち、蕩減的苦労はしたが、復帰的苦労はしなかった。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 410)厳しい御言葉です…

時間を主管する者

時間を主管できる者は、大物である。時間は、すべてをもってきてくれたり、すべてを奪い去っていったりする。時間を主管することのできる人は、人生を支配することのできる者である。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 408)「実践」に関する文鮮明先生の御言葉には…

神の視点での理解を

十分な準備が必要である。イエス様にも三十年の準備期間があった。十分な準備が整えば、実践時代は短く、闘争期はより短くなるだろう。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 395)この御言葉で驚くのは、「イエス様にも三十年の準備期間があった」ということです。公生…

生命問題を決するもの

やることがないとき、生命は死んでしまう、使命がないときには、生命の権利を主張する資格がない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 393)生命問題に関する大変重要な内容を指摘しています。 自分を中心に考えれば、自覚の問題とも言えますが、人に対して「あなたに…

み旨の道は開拓の道

み旨を知ったならば、自ら「み旨を中心としての目的を与えてください」と言って、自らの道を開拓していかなければならない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 387)「自ら」というところが課題ですね。 み旨を知ったのに、「自らの道」を探し出せないことは本当に悲…

生活と目標

目標がはっきりしなければ、生活が明確になり得ない。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 383)全くその通りです。 生活圏で常に実感することしかりです。 常に意識してきた御言葉でもあります。 子供であっても、青年であっても、壮年であっても、そして老年期にあっ…

神様が共に働かれる基準

正しいと思われたら、無条件に着手し、果敢に推し進めていけ。必ず神様が共に働くことであろう。(『御旨の道』Ⅰ・四 実践 374)まず、「正しい」と、そう考える生活をしなければなりませんね。 正しいのか、正しくないのかも考えない生活ではいけません。 …

歴史の相続者

歴史を無視する人は、現実の責任者になり得ない。現実の責任者になりたい人は、歴史の相続者となりなさい。イエス様は死によって過去を相続し、復活によって未来を収拾した。(『御旨の道』Ⅰ・三 指導者 365)統一原理を学ぶことで歴史に意識を向けるように…

信仰者に不可欠のもの

知ってみると多くの面において「あ! 足りないな」と言う、これが良い賜(たまもの)である。(『御旨の道』Ⅰ・三 指導者 360)信仰者に限らないことではありましょうが、謙遜であることは人間にとって不可欠の人格的要素であると思われます。 知らないため…

人生をどう生きるか

どうせ生きるなら、素晴らしく生き、素晴らしく闘い、素晴らしく生を終えよう。(『御旨の道』Ⅰ・三 指導者 346)この御言葉は、信仰を持つようになった初期に心に残った文鮮明先生の御言葉です。 数十年が経った今でも、私の良心に響き、「ホントにそうだ!…

基元節を目前にして

自分自身を一度振り返ってみよ。私は後退しているのか、それとも前進しているのか。(『御旨の道』Ⅰ・三 指導者 334)時はあっという間に過ぎ、気がつくと、わが身を振り返る間もなく年齢を重ねてしまったことを悔いるばかりです。 引用の文鮮明先生の御言葉…

汗を流す人が人を動かす

み言だけではいけない。汗を流す人が、人を動かす。(『御旨の道』Ⅰ・三 指導者 330)人を動かすことができなければ、復帰摂理を推進する者となることはできません。 人を動かすことができなければ、天国を建設する担い手となることはできません。 では、人…

目的には主人が必要

目的の主人になり得る人がいなければならない。(『御旨の道』Ⅰ・二 復帰・復帰の心情 213)目的には主人が必要です。 どんなに素晴らしい目的があっても、目的だけではその目的は成されません。 目的を成そうする主体、すなわち主人がいなければならないの…

地上にある家庭とは何か?

地上にある家庭とは何でしょうか。天国に連れていく民を再創造する工場です。ですから、私たちは、その工場の主人の役割を果たしたのちに霊界に行くのです。そして、正しい道さえしっかりつかんでおけば、息子、娘を教育する必要がありません。自然にそのよ…

理想世界の体制とは

理想世界の体制とは、どのようなものでしょうか。家庭が単位です。家庭が天国の基礎であり、天国創建の礎です。どれほど民がたくさんいたとしても、家庭を拡大した愛をもって国家に対する人は、天国のどこに行こうと通過します。それゆえ、家庭において教本…

神様の愛が結実する最小単位が家庭である

神様の愛が結実する最小単位が家庭です。したがって、家庭は、人間の幸福と理想と生命の基台となるのです。私が生涯を通して家庭の貴重性を教育し、理想家庭のための祝福行事を世界的に主導してきた理由もここに由来します。(文鮮明先生の御言葉 1995年8月2…

善が決定される時

善は、動かない場においては決定されない。それゆえ善は、万民のため、すなわち第三者のための立場において動く時、決定される。(『御旨の道』1・一 み旨、2 善と悪 132)善が善として決定されるのは、行動した時であると語られています。 行動が伴って善…