伝道の意味

なぜ伝道するのかというと、父も子も、四位基台をもたなければならないからです。内的にも外的にも、子女が生まれれば食べさせなくてはなりません。自分の子女だけでなく、他人の子女たちにも食べさせなくてはならないのであり、結婚させる準備もしなくてはなりません。ですから、各自が資金をつくることもでき、伝道することもできなくてはなりません。まず外的に家庭を祝福して、次は自分の息子、娘を祝福してあげるのが原理です。

三家庭以上が、先頭に立って天の祝福を受けるのを讃揚してから、内的家庭が生まれてくるのです。これが原理です。それから皆さんが、今度は「このように、我が息子、娘にも」と教えるのです。そのような自分の内的家庭として、一つになることのできる教育を教えているのです。

(「摂理から見たアベルの正道」より)


二重構造、原理を理解するうえで重要な概念です。
内的家庭は、外的家庭の存在によって初めて生じることができる、ということです。
外的家庭を創造できなければ、内的家庭を形成することができません。
最近、「環境創造」という御言葉を真のお母様が強調しています。
アベルはカインを自然屈服させなければならず、アダムとエバは天使界の主管主にならなければなりませんでした。
「伝道」という言葉の中に、天宙完成のためのエッセンスがあります。
結局、伝道は自己創造の道であり、自己完成のための絶対条件なのです。