天国人のモデル

花のような乙女の年頃に自らの身を海に投げ出し、年老いた父の目が見えるようにした孝女・沈清の真の孝誠こそ、父母に侍って暮らす韓国人の孝の基準です。夫との約束を天のように敬い、命を差し出すところまでいった春香の哀切な愛と志操は、全ての韓国女性たちの人生の見本となっています。自らを捨てた王と指導者たちの前でも、白衣従軍として命を懸けて、国家と民族を救った李舜臣将軍の不撓不屈の忠誠こそ、韓民族の誇りであり、気概です。
このような崇高な伝統は、偶然に歴史上に現れた単なる事件ではありません。天がこの民族を準備し、その伝統の上にメシヤを立てるための基台摂理だったのです。そして、ついにこの韓半島の精気を受けて、人類の真の父母であり、万王の王が、天の印を受けて顕現されるようになったのです。(「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」のメッセージから)

私たちが何かを相続しようとすれば、モデルとなる存在が必要です。
概念の実体とでもいうべきモデルです。
孝女のモデル、愛と志操のモデル、忠誠のモデル・・・・・・。
神様は、歴史の中に理想世界、心情文化世界のモデルとなる人物を生み育んでくれたのです。
私たちの誇りである歴史の中のモデルは人類共通の宝と言っていいでしょう。
言葉、概念によって私たちは多くのことを知りますが、しかし、モデルを通して、実体を通して初めて分かっていく世界が少なくないのです。
やはり、完全な相続は実体を通じてなされるものだと思います。
人類の男性モデル、人類の女性モデル、人類の父母モデル、まさにそのお方が「真の父母」であるといえるのでしょう。
私たちは聖人、聖子のモデルである方と出会い、学び、倣い、相続していかなければなりません。