八大教材・教本

皆様、真の父母様は、既に人類のための遺言を準備し、残しました。一生に6度、7度も生死を行き来する獄苦を経ながらも勝利し、準備した遺言書です。永遠なる人類の教材・教本として8種類の本を残しました。冊数としては1000冊を超える分量です。『文鮮明先生御言選集』、『原理講論』、『天聖經』、『家庭盟誓』、『平和神經』、『天国を開く門 真の家庭』、『平和の主人、血統の主人』、『世界経典』、このように8種類の書籍です。この教本は、皆様が霊界に入っていっても読み、学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から出てきた言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった天道を教える教材、教本だからです。(「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」のメッセージから)

文鮮明先生の遺言とは、生きて語られた全ての御言葉が対象だろうと思います。
「八大教材・教本」といっても膨大な量です。
真のお母様(韓鶴子女史)は、『天聖經』を短くまとめたものを制作する計画を明らかにしています。
文鮮明先生が指定された御言葉集を根としながらも、人類が確実に学び、天道の教えが世界にあまねく定着するためのエッセンスを著したいというのが狙いではないかと想像します。
原理が原理のための原理でなく、実体化し、心情化するための原理でなければならないことを考えると、「八大教材・教本」があるから大丈夫と、お守りにしていてはいけないと思います。
天一国の実体化のために、原理の基準が個人・家庭・氏族・民族・国家・世界・天宙と拡大していかなければなりません。
問題は、それをどのようにして成していくのかということです。
まずは、個人の段階で基準を立てなければなりませんが、祝福家庭の責任は家庭、氏族段階まで果たすべき責任があります。
それが氏族的メシアの道だということでしょう。

受験の時期を迎えました。
受験生は合格するために必死で勉強します。
試験のその瞬間に向かって準備します。
一生懸命頑張る、努力することはもちろん大切ですが、「合格するための勉強」をいかにするかが肝心な点です。
アダムとエバが「合格」するために天使長という存在の意味が決して小さいものではありませんでした。
氏族的メシアの道も、個人の努力だけで成就するものではないのでしょう。
原理の基準、真の愛の基準を相対的関係を通して立てていかなければなりません。
御言葉を学び、どう実践していくのか、「合格」するためにしっかり目標設定し、計画を立て、ちゃんと天使長を主管して、勝利に向かってまっしぐらに進まなければなりません。